ディン・ジャリン(Din Djarin)は“マンダロリアン”(The Mandalorian)や“マンドー”(Mando)という通称で知られたマンダロリアンの賞金稼ぎである。人間の男性。ジャリンは惑星マンダロアの生まれでは無いが、クローン戦争中に分離主義勢力のB2スーパー・バトル・ドロイドに追い詰められていたところをデス・ウォッチのマンダロリアン戦士によって救われ、“ファウンドリング”として彼らの仲間に加わった。“民族”の一員となってマンダロリアン・アーマーを手に入れたジャリンは、人前でヘルメットを脱いではならないという伝統を守り、傭兵や賞金稼ぎとして活動を始めた。新共和国時代、彼はガンシップ<レイザー・クレスト>を駆り、賞金稼ぎギルドの一員として名声を築いた。
9 ABY、ジャリンはギルドのエージェントであるグリーフ・カルガから高額の仕事を斡旋され、銀河帝国の残党に属すクライアントの依頼を引き受けた。彼は惑星アーヴァラ7へ旅し、クイールという名のアグノートの助けを借りつつ、クライアントの希望通り“ザ・チャイルド”と呼ばれるエイリアンの幼児を確保することに成功した。ジャリンは報酬として手に入れた大量のベスカーによって完全なアーマーを手に入れることができたが、ザ・チャイルドに情が移ってしまい、賞金稼ぎの掟を破ることを決意する。彼はネヴァロにある帝国の施設からザ・チャイルドを救出し、民族の同胞に助けられながら、ギルドの攻撃をしのいで脱出した。
ネヴァロ脱出後、ジャリンはザ・チャイルドを連れながら追手と戦う逃亡生活を強いられた。惑星ソーガンでクリル農民の用心棒を務めた際、彼は元反乱軍ショック・トルーパーのキャラ・デューンと知り合った。また彼は何度も裏切りを生き延び、惑星タトゥイーンでは新人の賞金稼ぎトロ・カリカンを、新共和国監獄船における任務では因縁のある傭兵チームを倒した。その後、ジャリンは安全な暮らしを手に入れるため、デューンやクイール、IG-11を連れてネヴァロに戻り、モフ・ギデオン率いる帝国軍残党との決戦に臨んだ。ジャリンはこの戦いを辛くも生き延び、“アーマラー”からの言いつけで、ザ・チャイルドを自分のファウンドリングとして面倒を見ていくことになった。