レイア・スカイウォーカー・オーガナ・ソロ

レイア・スカイウォーカー・オーガナ・ソロ(Leia Skywalker Organa Solo)はフォース感応能力を持つ人間の女性で、帝国時代から新共和国以降の時代にかけて活躍した政治および軍事指導者。銀河帝国の元老院議員、共和国再建のための同盟の幹部、新共和国の元老院議員、レジスタンスの将軍。平和主義で知られる惑星オルデランの王室、オーガナ家の養女であり、プリンセス・レイア・オーガナとして一般に知られた。王配ベイル・オーガナ元老院議員とブレア・オーガナ女王の娘として、オルデラニアンの王国の後継者となるべく育てられた。故郷の価値観に強い信念を抱くオーガナは、生涯を通して銀河帝国やファースト・オーダーといった権威主義的な政府に抵抗し、民主主義のために戦った。

オーガナはジェダイ・ナイト・アナキン・スカイウォーカーナブー代表のパドメ・アミダラ議員の娘レイア・アミダラ・スカイウォーカー(Leia Amidala Skywalker)として19 BBYに誕生した。レイアが生まれる直前、銀河共和国はクローン戦争の終結に伴って銀河帝国へと再編された。そしてアナキンはダークサイドに転向してシス卿ダース・ヴェイダーとなり、アミダラは双子のレイアとルーク・スカイウォーカーを出産した直後に命を落とした。双子の赤ん坊はシス卿ダース・シディアスやヴェイダーの脅威から隠すため、別々の家庭に引き取られることになった。オーガナ家の養女となったレイアは、やがて義父ベイルの跡を継ぎ、帝国元老院でオルデランを代表する議員となった。しかし彼女は父と同じく密かに反乱運動を支援しており、最終的に帝国は完成したばかりの超兵器デス・スターを使ってオルデランを破壊してしまった。この事件以降、オーガナは反乱軍の指導者のひとりとして、公然と帝国に立ち向かうようになった。

反乱軍が大勝を飾ったエンドアの戦いの後、オーガナはコレリアンの密輸業者ハン・ソロと結婚した。また5 ABYに帝国が降伏した日に息子ベン・ソロを出産するまで、ジェダイ・ナイトである兄ルークの弟子としてジェダイの修行を積んだ。しかしその後、オーガナは政治家としてのキャリアにおいても、また私生活においても災難が続き、新共和国の銀河元老院ではダース・ヴェイダーの実娘であることを告発され、息子ベンは祖父と同様にダークサイドへ転向してしまい、“カイロ・レン”を名乗るようになった。オーガナは台頭するファースト・オーダーに立ち向かうためレジスタンスを組織してその指導者となり、ベンが転向して以来姿を消したルークを捜しながら、独自に戦いを続けた。しかし彼女の努力もむなしく、新共和国は34 ABYにスターキラー基地の攻撃で崩壊し、ハンは息子の手にかかって命を落とした。

ファースト・オーダーとの戦争が続く中、オーガナはクレイトの戦いのさなかにこの世を去ったルークに代わり、ジャクー出身のゴミ漁りレイを訓練した。35 ABY、ファースト・オーダーの背後に皇帝シーヴ・パルパティーン率いる強大な戦力が存在することが発覚した後、オーガナは息子をフォースのライトサイドに引き戻すため、残された力を振り絞り、フォースを通じてカイロ・レンに語りかけた。オーガナは衛星エイジャン・クロスで息絶えた後、レジスタンスはエクセゴルにおける戦いでパルパティーンとシス・エターナルの軍勢を破り、銀河系各地でファースト・オーダーに対する反乱が巻き起こった。ライトサイドに帰還したベンは、パルパティーンとの戦いでレイのために自らを犠牲にした。オーガナの遺産であるレジスタンスはポー・ダメロンやフィンといった若い世代の指導者たちに、そしてスカイウォーカーの精神はレイによって受け継がれた。

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